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軟弱野菜調製機 新開発モデルの現地検討会を開催

▲重量範囲表示装置の実演を熱心に見る参加者

 

▲生産者やJA、行政など約100人が参加しました

 

 広島県園芸振興協会(事務局=JA全農ひろしまなど)は2018年2月27日、東広島市の県立農業技術センターで軟弱野菜の調製作業の機械化体系に関する現地検討会を開きました。ほうれんそうを中心とした軟弱野菜の高能率調製機と、軟弱野菜等の計量を簡単にした生産者開発の機械が次年度以降実用化されるにあたり、実物を使って機能や特徴を検討しました。生産者やJA、行政など約100人が参加し、2台の機械について説明や実演を行い、質疑応答の場を設けました。

 

 軟弱野菜の下葉処理や計量、袋詰め作業などの調製作業は労働時間の半分以上を占めており、作業者の負担軽減や作業の効率化は、経営拡大・改善に向け必要不可欠な課題となっています。

 

 (国研)農研機構 施設・調製工学ユニットの小林有一ユニット長と(株)クボタの谷口優太氏から、現行の調製機「株っこクリーナー(NC300)」よりも根切り・下葉除去処理の精度と作業速度が向上した開発機について説明と実演を行いました。

 

 北広島町でほうれんそうを生産する本田弘さんは、野菜の重量を揺れる針先の目盛りではなく点灯するランプの色別で知らせる「重量範囲表示装置」を開発しました。数値を読む必要がないため計量スピードの飛躍的な向上が図れます。回転台を自動化し、台を回す手間も省きました。本田さんは、同機械をより多くの生産者に活用してもらおうと2015年に特許を取得し、製品化に向けて検討をすすめています。

 

 参加者は、ブラシの清掃方法や機械のメンテナンス等について積極的に質問し、導入できるか検討していました。JA全農ひろしま園芸課の狩谷伸午担当は「今後も必要な情報提供と現地検討会などを行い、多くの生産者にほうれんそうやこまつなを作ってもらいたい」と強調しました。

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