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12人の施肥マスター誕生 JA施肥マスター認定証授与式

水永県本部長から認定証を受け取るJA施肥マスター認定者

 

認定証を手に笑顔のJA施肥マスター認定者

 

 JA全農ひろしまでは「JA施肥マスター」資格認証制度を設けて、県内農産物の生産振興に向けて県域の営農指導体制強化を図っています。2018年2月27日には広島市内の会場で認定証授与式を行い、土壌分析・施肥設計などの研修を受けて試験に合格したJAの営農指導員12人を新たにJA施肥マスターに認定。マスター認定者はのべ12JAの85人になりました。

 

 同制度は、2011年に全農ひろしまが制定した独自の資格制度。土壌分析や生育診断等のデータに基づいた専門的な施肥指導に加え、地域の中核的な指導員としての役割を果たし、マスター間のネットワークを活かした県域の施肥に関する課題解決にも取り組みます。近年は生販購パッケージ品目の提案をすすめており、ミニトマト「アンジェレ」や「こどもピーマン」の面積拡大に取り組みました。今後は、新たに農業ICTを活用したトータルコスト低減に取り組む計画で、マスター認定者にはICTの導入や普及も担っていくことが期待されています。

 

 資格認定証授与式では、全農ひろしまがJA施肥マスターの活動報告や資格認証講習会の内容などを報告した後、水永祐治県本部長からマスター認定者1人ひとりに認定証を手渡しました。水永県本部長は「JA自己改革の本命である農家所得向上には、収量向上と品質安定が必須。加えて施肥マスターの皆さんには新たな技術の普及も担ってほしいと思います」と期待をよせました。

 

 新しく資格認定されたJA広島中央の進藤光さんは「資格認定講習会で得た知識や経験を活かし、個々の農家や圃場に合わせた指導をしていきたいです」と意気込んでいました。

 

 全農ひろしまでは、今後も継続的な研究会や研鑽の場を設けて、JA施肥マスターたちの更なるスキルアップや連携を後押ししていきます。

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